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ゆとり世代について 第1話 [雑感]

先日、「たけしのTVタックル」でゆとり世代について議論しているのを観た。


1987年~2004年生まれがゆとり教育世代。

今、10歳~27歳あたりがその世代にあたる。

この年代の若者10人くらいが、ゲストで登場していた。



彼らの主張は・・・

「自分がゆとり教育を選んだわけではなく、知らないうちにそういう教育を受けさせられていた。
それなのに、『これだから、ゆとり世代はまったく・・・』と言われるのは納得いかない。」

これは、その通りだと思う。

私だって、ゆとり世代に生まれていたら、きっとそう思うに違いない。

でも、いつの時代も「これだから今の若いもんは・・・」と上の世代から言われるもので、
その「若いもん」が「ゆとり世代」に言葉が変わっただけだとも思う。

そういうものだから仕方がない、とは言わないが、特殊な事ではない。




また、ゆとり世代の「仕事」というもののとらえ方について。

「小さいときから、夢を持つように育てられた。
会社に拘束されて働くのではなく、自分の好きなように働いていきたい。」



これに関しては、複雑な、いろいろな思いが浮かんだ。

まず「会社に拘束されたくない」という部分。

これは、今、私自身が強くそう思っている。

約20年間会社勤めをしてきた中で、社会について、人との付き合い方について、
その他さまざまなことを学んだし、そうとうな忍耐力もついた。



だが、引き換えに犠牲にしたものも大きい。

体力のある若い時の時間。そして健康。

はっきり言って、日本人は長時間働きすぎ、休みが少なすぎだと思う。

例えば、朝7時に家を出て帰宅は夜10時、11時なんて人は、ざらにいる。

でも、毎朝疲れ切った心身に鞭打って、自分の時間や家族との時間を犠牲にして働くことが普通、あるいは美徳、とする昔からの風潮には、正直嫌気がさしている・・・




私は、大事なカナダの友人の結婚式に出るために、仕事を辞めたことがある。

カナダまでの往復の時間、結婚式当日、前後1日ずつ、かなりキツキツのスケジュールを組んでも、最低5日間は休みが必要だった。

その時の仕事で、平常営業の中、5日も休みを取るのは不可能だった。

私にとって、その友人の結婚式に行かないなんていう選択肢はなかった。

そんなことをしたら、一生後悔すると思った。

やむを得ず退職して、結婚式に出席した。




話を元に戻して・・・

そういうわけで、私はすべてを犠牲にしてまでの会社勤めにはこういう思いがあるから、
ゆとり世代の言い分もよくわかる。

また、夢を持つのは生きていく原動力になる。

おおいに結構だと思う。



ただ、彼らの主張にすべて賛成かというと、そういうわけでもない。


長くなったので、続きは次回に・・・



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